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信仰、そう信仰が必要です。信仰の目で見れば「教会は護教だけでなく、積極的にまわりにその教えを広めています。真理を愛する目で教会を眺め、またそれを研究する人は、教会を構成する人々や教会が実際にどのような印象を与えるかとは無関係に、教会の中に唯一普遍で自由をもたらす必然的神的な光のようなメッセージのある」ことを認めるはずです。

 遠回しな言い方は好むところではないのではっきりと申しますが、異端の声を耳にすると、また婚姻や司祭職の聖性、聖母の無原罪の御宿りと終生処女性、神が聖母にお与えになったすべての特権と卓越性、さらに聖体におけるイエス・キリストの現存という永遠の奇跡、ペトロの首位権、主の復活そのものまでが、平気で攻撃の対象にされているのを見ると、悲しくなって当り前でしょう。しかし、安心してください。聖なる教会は不滅です。「教会はその土台が揺らぐならぐらつくだろう。ところでキリストが揺らぐことがあり得るだろうか。キリストが揺らがない限り、教会は世の終わりまで決してぐらつかない」。

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