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 無原罪の処女(おとめ)、御母よ、私を見捨てないでください。ご覧ください。心は涙で一杯になっています。私の神を侮辱するようなことはしたくないのです。

 私になんの値打ちもないことはよく知っているつもりですし、決して忘れないつもりです。自分の不甲斐なさと孤独が重くのしかかってきます。けれども、優しい御母よ、あなたと父なる神が私をお見捨てになることはありませんから、私は独りぼっちではないのです。

 体が反抗し、信仰に刃向かう悪魔的な思いが湧いてきても、私はイエスを愛します、そして信じます。〈愛し、そして信じます〉。

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