624

 自分に対して恐れずに厳しく要求しなさい。目立たない生活を営みながらそうしている人が大勢いる。主のみが際立つためである。

 神のものになりきろうと望んだあの人が、当時ご公現の八日間の間に祝っていた聖家族の祝日に考えたのと同じように、あなたも私も反応したいものである。

「小さな十字架はいつもある。昨日の十字架は苦しくて涙が出るほどだったが、今日になって考えると、私の父であり主(あるじ)である聖ヨセフと私の聖母マリアが〈ご自分の子〉にクリスマスのプレゼントをお忘れにならなかったことが分かった。このプレゼントは、恩恵に応えなかった私のイエスに対する恩知らずな態度と、私をご自分の道具にしようと望まれた神の至聖なるみ旨に卑怯な振る舞いで反抗した私の大きな過ちを思い知るための光であったのだ」。

この点を別の言語で