陰口を言うのはごく人間的なことだと言う。しかし、我々は神的な生き方をすべきだ、と私は反論する。

たった一人の悪意ある言葉や軽々しい言葉が世論になりうるし、場合によっては他人のことを悪く言うという流行を作り出すこともある。後になって、その陰口が高いところに昇って行き、ひょっとすれば凝縮して黒雲ともなりうる。

しかし、攻撃を受けるのが神の人であるならば、何が起ころうとも、雲は豊かな実りをもたらす雨に変わるだろう。そして、人々がその人を辱め、中傷したところで、神はその人を高めてくださる。