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  やる気のなさや熱意不足が黒い雲の塊となって襲ってきた。完全に縛り付けられているような気持ちと共に、悲しみがにわか雨のごとく降ってきた。そして、書物の奥付よろしく、つまり最後には、落胆が狙い寄ってくる。それは多少とも客観的な事実、すなわち、長年の間、戦ってきたのに…、未だにこんな後ろのほう、こんな遠くにいるという現実から来るものである。

すべて自然なことである。神はそういう状態を計算に入れておいでになる。〈喜びと平和〉を得るため ―本当の平和と喜びを得るためには―私たちを楽観的にしてくれる神との父子関係を確信するだけでなく、自らの弱さを認める必要もあるのだ。

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