ヨハネ・パウロ二世教皇様は、使徒書簡『おとめマリアのロザリオ』で、このマリア信心のキリスト的な性格を考え、伝統的に黙想されてきた十五の秘義に、「光の秘義」と呼ぶ五つの新しい秘義を加えられました。 1931年に書かれた『聖なるロザリオ』には、光の秘義に関するコメントは含まれていません。しかし、聖ホセマリアは、生涯を通じて、これらの秘義を福音書の一齣として愛の心で黙想し、そして人々に説き教えました。 喜び、光、苦しみ、栄えの秘義を唱えるごとに、ローマの司教・ペトロの後継者の意向に心を合わせるならば、『聖なるロザリオ』の著者・聖ホセマリアの精神に忠実を保つことになるでしょう。 2003年2月14日 ローマにて ハビエル・エチェバリーア司教 オプス・デイのプレラートゥス