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 死に至る病・忌(いま)わしい過(あやま)ちが一つある。それは、敗北に順応すること、神の子の精神で戦おうとしないことである。この個人的な努力がないと、霊魂は麻痺し、勝手に惰眠して実が結べなくなる。

 私たちがこんな臆病な態度をとるから、主はあの人と同じ言葉を私たちに繰り返さなければならなくなったのである。ベトザタの池で、あの体の麻痺した人は「人がいないのです」、私を水に入れてくれる人がいません、主に申し上げたのだった。

 万一、あなたが主の期待なさる男性や女性でなかったら、本当に恥ずかしいことではないか。

聖書への参照
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