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祈りは後回しにしてもよいというような考え方や怠け心に気づいたなら、そんな思いはすぐに捨ててしまってください。恵みの泉である祈りを決して遅らせないでください。今こそちょうどよい時です。私たちの一日を優しく見つめる神は、心に秘めた願いを見守ってくださる。繰り返しますが、あなたも私も神に対しては、兄弟や友人、父親に信頼するように、何もかも打ち明けなければなりません。神に申し上げましょう。あなたこそは、偉大さの極み、善そのもの、慈しみそのものです、と。私はそうすることにしています。そして、付け加えます。私はあなたに夢中になりたい。不器用で、地上の難路から舞い上がった埃で汚れて傷ついた惨めな手しかない私ですが、と。

このようにすると、気づかないうちに、超自然的な歩みを力強く元気よく踏み出すことができます。そうなれば、苦しみや自己放棄や悩みも、主の傍らから離れさえしなければ、喜ばしいものであることが分かるでしょう。神の子である私たちは、これほど御父の近くにいることを知るだけで、大きな力を得ることができるのです。それゆえ、何が起ころうとも泰然自若としていることができる。岩であり砦である主、我が父が一緒にいてくださるからです20。

聖書への参照
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