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あのときの喜びは、それは大きなものでした。オプス・デイが好んで力を入れる使徒職、<人々を信仰に導く使徒職>が、新たに確認されることになったからです。一人として拒むことなく、未信者、無神論者、異教徒にも、できる限り私たちの霊的善を分かち合えるよう、門戸を開いています。はっきりと申しましょう、遠くの人々にできるだけ親切を示そうと主張しながら、同じ信仰にある人々を踏みつけ、軽く見るなら、その人の熱意は偽善的な偽りである、と。同じように、家族の者の喜びや苦しみ、不愉快なことには関心を示さず平気で家族を苦しめているなら、あるいは、欠点とはいえ、罪ではないことを理解しようともせず、忍んでやろうとも思わないなら、たとえ道端の物乞いに親切を示したとしても、そのような人の愛徳はとうてい信じることができません。

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