837

  駆け足、駆け足…。活動、活動…。熱狂、憑かれたような奔走…。外観は素晴らしく立派な建物…。

しかし霊的には、木箱の板、裏地の端切れ、塗りたくったダンボール…。狂奔また狂奔、活動また活動。大勢が右往左往して走り回る。

この瞬間だけを視野に、彼らは動いているのだ。いつも〈現在〉に〈留まっている〉。しかしあなたは…、永遠の目で物事を見るべきである。未来と過去を、〈現に〉考えながら。

落ち着き。平安。あなたの内的に強烈な生命。駆けずり回ることもなく、自分の場を変えるという愚かなことをせず、与えられた場にいながらも、強力な霊的発電機のように、光とエネルギーをなんと大勢に与えられることか…。しかも、自分の力と光を失わずに。

この点を別の言語で