Josemaría Escrivá Obras
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  あの公の出来事によって、あなたは自発的に姿を消さなければならなかった。その状況から判断すると刑務所に収監されるよりも辛かっただろう。あなたは、自分の人格の影が薄くなったことに苦しんだ。

八方ふさがりだ。あるものといえば、利己主義と好奇心、無理解と陰口だけ。よろしい、ところで、それがどうしたと言うのか。あなたの意志の完全な自由と〈幼子〉としての力を忘れたのか。葉と花(外的な活動)がないからと言って、根(内的生命)の成長と活動までなくなったわけではない。

仕事を続けなさい。やがて事態は好転するだろう。そして、前よりもっと多くの、そして、もっと風味に満ちた実を結ぶことだろう。

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